こんにちは!
マリーです。
今回の記事では、留学前にするべきことを紹介します。
こんな疑問にお答えします。
- もうすぐ留学だけど、日本にいる間に何をするべきなのだろう?
- 留学をより充実したものにするには、事前に何をすれば良い?
実は私は以前約8カ月間、カナダのモントリオールに留学していました。
最高に楽しくて、沢山勉強もして、ドキドキヒヤヒヤなこともあって、充実していて、、、
ものすごく良い経験をさせていただけたのですが、
「留学に行く前にもう少しあぁしておくべきだったなあ・・・」
ということも幾つかありました。
逆に、
「これは準備しておいて良かった!」
ということもありました。
そんな私自身の反省点や体験談も盛り込んで、留学前にしておくべきことを大きく4つにまとめました。ぜひ読んでいってください♪
留学前にするべきこと①目標を明確にする

目標が明確でないと、なぁなぁで終わってしまう
これが一番大切です。
人によって留学する目的はそれぞれですが、目的設定をしないと本当に勿体ないです。
いや、目的無しに留学する人なんていないでしょ、とお考えかもしれませんが、意外にも目的がぼんやりしている人は多いのではないでしょうか。
例えば。
- 海外で生活してみたいから留学する!
- 英語出来るようになったらかっこよさそうだから留学!
こんな風に。
私も上記のような気持ちで留学しましたし、この思いで実際に行動して留学することにしたことはそれ自体とっても素晴らしいことです。
でも、これだけで終わらせず、もう一歩踏み入った具体的な目標設定をすると、短期であれ長期であれ、留学はより豊かなものになります!
こんな目標はいかがでしょうか。
- 現地のカフェやレストランで問題なく意思疎通出来るようにする
- 英語でビジネスの話を出来るようになる
- 英語の論文で良い評価を得る
- 帰国後すぐのTOEICで900点をとる
などなど。
ちなみに私はこんな目標を立てていました。
- 英語とフランス語で不自由なく意思疎通出来るようになる
- ケベック(モントリオールの属するカナダの州です)の方言や文化に詳しくなる
- 大好きな『赤毛のアン』の舞台、プリンスエドワード島へ行く
- 色んな国出身の友達を作る
反省点としては、具体的な数字で目標を立てていなかったことが挙げられます。
勉強をがむしゃらにしていたのは良かったのですが、数値目標を定めていなかったので、目的地の見えない霧の道を歩いている気分でした。
Todoリストを作成する
これも私はしていなかったのですが、後になってすれば良かったなぁと思ったことの一つです。
行く前に目標を設定しても、現地で過ごしているうちに留学前どのように考えていなか忘れてしまいがちです。
しっかりノートに書き留めておきましょう。
こちらもなるべく具体的に、数字の目標も併せて書くと良いです。
すごく些細なことでも書き出しちゃいましょう。
例えば、一人でお買い物が出来る! といったことでも書いてしまったもの勝ちです。
あまりにもハードルの低いことばかり書くと逆にモチベーションが下がってしまいますから考えものですが、一つ一つ目標をクリアして、クリアしたことにチェックをつける時の達成感はとても気持ち良いこと間違いなし!
留学前にするべきこと②情報収集を徹底的にする

日本について話せるようにする
留学先で日本人以外の友人に日本のことについて聞かれることは結構あります。
最低限の基礎情報(歴史、人口がどれくらいか、政治のこと、日本食のこと等)は覚えておくと良いです。
また、それらを英語あるいは留学先の言語で話せるようにしておくと尚プラスになります。
私は、ある程度の一般常識はあるつもりでいたのですが、上手く英語やフランス語で説明出来ずに何回か悔しい思いをしました。
例えば、友人が日本の天皇制に興味を持ってくれて話していたのですが、言葉がみつからず十分に説明出来なかったことがありました。
また、「日本の政治にも汚職ってあるの?」と質問されたのですが、汚職【corruption】という言葉が分からず、さらに言い換えてくれた言葉を勘違いして、
「(犯罪者が政治を握っているかってこと・・・?)いやいやそんなこと全くないよ」
と答えてしまいました。。笑
さらに言うとその頃の私の政治の知識はほぼ0だったので、単語が理解出来てもしっかり説明することは出来なかったと思います。
その話をしていたクラスメートは授業の時席が近かっただけでそれ以降話す機会も無かったため、未だにもやもやしています。笑
留学先の歴史や文化についても勉強すべき
せっかく憧れの土地に行くのですから、留学先のことも学んでおきましょう。
現地でも、友達に教えてもらったり、語学学校で教わったりと、その国の文化に触れる機会はありますが、大学で歴史の授業を取ったりしない限り、細かいことはあまり知ることが出来ません。
歴史や文化について知っておくと、より日々の生活が楽しくなりますし、友達とも深いことを話せる機会に恵まれます。
私は、この準備はかなりしっかりしていたので、留学中プラスでした。
留学前、大学でケベックのドキュメンタリーを観ながら、ケベックの歴史や労働者、人種の問題について学ぶ授業を受けていましたんです。(よくそんな授業あったな、ラッキー!)
なので、その辺の外国人よりは知識も身についていました。
ある日カナダ人の友人と話している時、モントリオールの少し前の話になったことがありました。
「知ってるよ、1960年代、モーリス・デュプレシの圧政があったんだよね」
なんて言うと、「どうして知ってるの!?」と目を輝かせて喜んでくれましたし、私がそのバックグラウンドを知っているからこそ話せるようなことを教えてくれました。
良い思い出です。
留学前にするべきこと③語学力を最大限伸ばしておく

あたり前ですが、とても重要です。
私は②に力を入れ過ぎた+フランス語の大学で勉強することになっていたということで、明らかに英語の勉強が疎かになってしまっていました。
「会話とかは現地にいってから慣れれば良いし、英語力を上げるために行くんだから、そんなに行く前に準備しなくても良いのでは?」
と考える人もいると思います。
それも間違いでは無いと思います。
それでも単語力とリスニング力だけは鍛えておきましょう。
留学生が多い国の人たちは、英語が苦手な人にも分かりやすくゆっくり話してくれるかもしれませんが、それでも言っていることが聞き取れなければ会話は成立しようがありません。
せっかく留学に行くのですから、最大限効果を大きくしたいですよね♪
留学前にするべきこと④健康面を整えておく

海外の医療費は高い
健康面で気になる所がある人は、日本にいる間に治してから留学するようにしましょう。
国にもよりますが、海外の医療費は高額なケースが多いです。
カナダだと、初診料だけで1万円以上取られ、5日間の入院で300万円、10日入院+手術で1300万円もかかるケースも。
保険が適用されたり、海外療養費の対象になると、自費でこのような大金を負担することは無いはずですが、それでも避けたいですよね。
また、特に歯の治療は必ず日本でしておきましょう。
歯科は保険適用外、海外療養費対象外になります。
ちなみに、私が留学中病気をしなかったのでお世話にならなかったのですが、私の行っていたモントリオールでは、病院で診てもらうには事前に登録や予約を済ませなければならなく、そういったことが不要な診療所の場合は人気過ぎてそもそも診療を受けられない、といったこともあるそうです。
病状を正しく伝えられない可能性がある
日本で病院に行く時でさえ、
「どう表現すれば良いかわからないけど、お腹の奥のあたりがキリキリする」
というような事はありませんか?
これが英語や現地の言葉で伝えなければならないとなるとどうなるでしょう。
・・・
だからといって、病院に行かないで我慢していたら更に悪化してしまうかもしれませんし、留学中そのことが気になって勉強に集中出来なくなってしまいます。
突然の病気は仕方が無いですが、取り除ける心配の芽は日本で摘んでおいて、安心して留学しましょう!
しっかり準備して、実りある留学にしよう!

【この記事のまとめ】
- 留学の目標は明確に。Todoリストに書き出す!
- 日本についての基礎知識をつけておく。
- 留学先のことについても詳しくなっておきましょう。
- 語学力は行く前にも限界まで上げる。
- 健康面も大切。病気の治療は日本でしておく。
留学の準備をしている時って、とってもワクワクしますよね。
私ももう一度留学したい・・・なんて企んじゃってます♪
この記事が、これから留学する方のお役に立てましたら幸いです。
楽しくて充実した留学になりますように!


