こんにちは、マリーです。
今回は、カナダ留学をする際に活用出来るCo-opビザについて紹介したいと思います。
この記事は、こんな人に是非読んでもらいたいです。
・カナダ留学したい!どんな方法があるの?
・カナダ留学したいけど、予算的に厳しい・・・
・ワーホリしたいけど、もう30代になってしまった・・・
・ワーホリしてたけど、もっとカナダにいたい♡
・海外で専門的な仕事に就きたい!
私も最近まで知らなかったこのCo-opビザ。
調べてみると、メリットだらけなことに気が付きました♡
実は、私は1度交換留学で8カ月ほどカナダにいたのですが、その時すっかりカナダの魅力にとりつかれてしまって。
もう一度カナダで生活したい!という気持ちが強く、ワーホリ、大学院留学、現地就職・・・あらゆる方法を調べている最中なのですが、
このCo-opビザを活用しようかな、と決めかけているくらいです!
そんなCo-opビザのことを徹底調査し、記事にしました。
カナダ留学したい人、特にワーホリしたい人は必読です!
Co-opビザとは

Co-opビザのCo-opは、は英語の“Cooperative Placement”の略です。
つまり、カレッジや専門学校と企業が協力して学生を職に配置する、学校と会社の橋渡し的なプログラムのことを言います。
Co-opビザを使うと、学生としてスクールで勉強しながら、就業体験(インターンシップ)をすることが出来るのです。
プログラムを活用できる期間は半年、1年、2年等様々で、
前半の期間で主に教室の授業で学び、後半に有給のインターンシップをするイメージです。
※オンタリオ州等、州によって無給のインターンシップを許可していることもあるため要チェックです。
ワーホリとの違い

年齢制限が無い
知名度が高く、年間約6500人の日本人が利用するカナダのワーホリ(=ワーキングホリデービザ)。
1年間カナダに滞在出来、語学学校でみっちり勉強しても良し、がっつり働いても良し、旅行したり遊びまくっても良し、のんびりしても良し!
どんな過ごし方をしても楽しめること間違い無しのワーホリですが、年齢制限があり、申請の時点で18歳~30歳でなくてはいけません。
しかし、Co-opビザには年齢制限がありません!
30過ぎてしまったけれどカナダでワーホリしたい夢を捨てきれない人も、Co-opビザであればカナダでスクールに通いながら働くことが可能です。
スクールで学べる期間が長い
ワーホリの場合、語学学校に通える期間は最大6カ月です。
しかし、Co-opビザだと、6カ月ほどのコースもあるのですが、長いものだと約2年間のものもあります。
つまり、コースの前半の期間でスクールで勉強しながらインターンシップとして働き、後半はフルタイムで働くという形になるので、最長1年程度、きちんと学校に通って勉強することが出来ます。
また、インターンシップでお給料をいただきながらスクールに行くことが出来るので、お財布にも優しいですね。
1年以上カナダにいることが出来る
ワーホリの期間は最長1年です。
しかも、一つの国では人生で1度きりしか利用出来ないので、延長したり、再度ワーホリの申請をすることは不可です。
ですので、観光ビザ等と上手く活用すれば別ですが、基本カナダにいることの出来る期間は1年間だけです。
私の知り合いのワーホリビザでカナダに来ていた方も、皆さん大体滞在期間は1年以内だったと思います。
しかし、Co-opビザのコースの期間は、2年程度のものもあるので、長くカナダにいたい!という願いも叶います。
Co-opビザのメリット

英語で専門的なことを学ぶことが出来る
Co-opビザを利用して通うことの出来るスクールやカレッジは、語学学校というより、日本の専門学校に近いイメージの場所です。
語学学校に併せて行くことも可能ですが、基本は英語「を」学ぶというより英語「で」学ぶ環境。
英語以外の専門的な知識を身に付けることが出来ます。
また、ただ単に英語を学ぶよりも、語学力自体の伸びも大きくなるはずです。
脱線しますが、私自身現在この英語「で」学ぶ学習法を実践中です。
専門職で、フルタイム勤務出来る
Co-opビザを利用した場合、スクールで学習することと関係する仕事に就くことが原則になっています。
逆に言うと、学んでいることと関係ない所では働くことが出来ないのですが、カナダで専門的な仕事が出来るって、けっこうすごいことです。
ワーホリで得られるお仕事って、語学力にもよりますが、日本料理店のスタッフ、ホテルのベッドメイキングやレストランの皿洗いといった、専門的な知識を得ることが難しい仕事が多くなっています。
これらの仕事を否定するわけでは無いです。ただ、そのお仕事をすることで将来の夢にどれくらい近づくことが出来るでしょうか?
また、スクールで学びながら実践の場所で学んだことを使えるので、語学力やその他の知識、スキルも伸ばしやすいです。
カナダでの就職につながることも
Co-opビザでは、スクールが仕事を斡旋してくれるケースが多いです。
自分で探すよりもより高度な仕事に就くことが出来、経験値として非常にプラスになります。
さらに、インターンをしている間に雇用主からの信頼を得ることが出来た場合、Co-opビザの期間が終わってからも働くことが出来ます。
また、Co-op期間が終わってから違う会社を探す場合も、インターンシップでの経験値が高いので、良い仕事に就けるチャンスもあります。
その際は就労ビザに切り替えて働くことになりますが、結果ゆくゆくは永住権を取得することが出来るかもしれません!
日本での就職にも有利
日本で就活や転職活動をする際も有利になります。
例えば、商社で働きたい志望者が2人いたとします。
Aさん「ワーホリビザを利用してカナダに1年間いました。滞在中は、語学学校や地元のラーメン店でのアルバイトで英語力を磨きました。」
という人と、
Bさん「Co-opビザを利用してカナダに1年間いました。カレッジで貿易のことを学びながら、貿易会社でインターンシップをしていました。」
という人。あなたが採用担当者だったらどちらの方を採用するでしょうか。
2人とも採用したいところですが、もしどちらか1人しか採用してはいけない場合、Bさんを採用するのではないでしょうか。
Co-opビザを取る際に気を付けるべきこと

永住権申請の際、就労にカウントされない
Co-opビザのビザ形態は、就学ビザに就労ビザ(Co-opビザ)を付けた形になります。
ただ、通常の就労ビザとは異なるので要注意です。
定義的には、Co-opビザは就学ビザの一種とみなされてしまうため、永住権の申請をする際は、残念ながら就労していたというカウントに入れられません。
ただ、永住権を申請する際、カナダで専門的な仕事に就いていたという経験はかなりプラスになります。
カナダに移住したい方は、まずはCo-opビザでインターンの仕事に就いて、就労ビザ獲得を目指すと良いですね。
一定の語学力が必要
Co-opビザで行くことの出来るスクールでは、入学テストがあります。
そのテストをPassすれば、晴れてスクールに入ることが出来る仕組みです。
ですので、語学力があまり高くない場合、スクールに入学出来ない場合があります。
基準はスクールによって違いますが、目安としてはTOEIC500点、IELTSスコア4.5程度です。
この基準に達していない場合は、日本にいる間に出来るだけクリアできるように英語の勉強を頑張りましょう。
もっとも、このスコアに達していない場合は、Co-opビザのように語学力の基準のないワーホリビザを利用してカナダ留学する場合でも、しっかり勉強してから渡航した方が良さそうです。
認定を受けたコースのみ可能
Co-opビザは、カナダ政府に認定されたカレッジやスクール以外での利用は認められていません。
つまり、認定されている学校で学ぶことの出来るコースをあらかじめしっかりみておく必要があります。
コースで学べる内容の中に、勉強したいことが無い場合は、あまりCo-opビザは向いていない可能性があります。
Co-opビザで学ぶことの出来る代表的なものは以下の通りです。
・接客業のためのホスピタリティマネジメント
・プログラミング、Webデザイン等
・マーケティング、会計等のビジネススキル
まとめ

・Co-opビザとは、スクールに通いながら就業体験できるプログラム
・ワーホリと違い、年齢制限が無い
・期間は半年や2年など、フレキシブルに選べる
・質の高い仕事に就くことが出来る
・就活で有利になる
・永住権申請の際の就労経験にはカウントされない
・一定の語学力が必要
・カナダ政府認定のコースのみ受けられる
カナダで勉強しながら質の高い職業に就くことが出来るなんて、かなり貴重な体験を出来そうですね♪
この記事が、カナダ留学を考えている方のお役に立てましたら幸いです。



